アラフィフ自営業妻の独り言

ほそぼそ自営業を営む夫と貧乏暮らし。

「喫茶おじさん」を読みました

こんにちは、うみです。


先日、楽しく読んだ本。
「喫茶おじさん」原田ひ香




図書館の本、帯が中表紙に貼られています。
本を選ぶとき、すごく参考にしています。



この方の本は、「三千円の使いかた」と「財布は踊る」の二冊を読みました。
どちらも身近な、家計にまつわるシチュエーションの物語で楽しくサクサクと読みすすみ、
読了後はなんとなくポジティブな気持ちになりました。


「喫茶おじさん」の主人公は、、大手ゼネコンを早期退職したものの、また求職活動をしている57歳のおじさん。
はじまりから終わりまで、「身体大丈夫なのかな??」…と心配になるくらい、何軒も「喫茶店」でおいしいコーヒーやドリンク、スイーツやサンドイッチに「うまいなあ」と舌鼓を打つ様子が描かれています。
作中に出てくる飲み物やフードメニューの描写が、本当においしそう。


生活のほうは、奥さんと娘さんとの関係があまりよくない。仕事のほうもあまり芳しくない。
そのことをモヤモヤと考えつつも、どこかのんびりゆらゆらとしているおじさんがラスト、しっかり地に足をつけたところで物語が終わります。



読み終わって自分もなんだかわくわくし、ポジティブな気持ちになれる本でした。
フリーランスや自営業の人、またはそうなりたいと考えている人には、より、楽しめるのではないかと☺️


面白かった〜


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釈然としない、釈然としない。

こんばんは、うみです。


ひどかった咳も落ち着いてきたけど、咳のし過ぎで左胸?わき腹の上のほう?が痛くなってしまいました。
咳をしても痛いけど、腕をついても痛い(>_<)


数日前から、主人も風邪症状が出始めました💦うつったね…


…それで、臨時休業しちゃったんです。
…なんなら、その前日と二日前の夜も、早じまいしちゃったんです。



そこ!釈然としない!



だって、私かれこれ十日くらいひどい症状で「なんかただ事じゃなく辛い」と思って何度も主人に訴えていたのに、調子悪い間ずうっと朝から晩のラストまで仕事して、晩御飯まで作ってたのに、


自分が具合悪くなったらいきなり二日早じまいして、そして臨時休業…。
ひどい風邪症状が新鮮らしくて「お母さんの言ってたことがわかったよ」って、死にそうになってる。


だからそう言ってたじゃん!!!(# ゚Д゚)



頭痛がひどくて飲んだ「ニューカイテキ錠」が効かなかったとき、飲んで二時間しかたってないのに「ロキソニン」飲んでも大丈夫だと思うよ、って主人に言われて私は頭痛薬続けて飲んで仕事しなきゃいけなかったのにねえ…


さすがに言ってしまいました。
釈然としない、釈然としない!
…こっちも体調悪いのに、死にそうに寝込まれたら食事の用意も残った仕事も家のことも、大変な休日でした。


…ちなみに、主人は休んで病院に行きましたが、コロナもインフルも陰性でした。
ただの風邪か…本当に、コロナを疑うようなひどい風邪でした💦

「あの図書館の彼女たち」読書日記です。

こんにちは、うみです。


最近読んだ本、とても良かったので今日は完全読書レビュー。


「あの図書館の彼女たち」 ジャネット・スケスリン・チャールズ


第2次世界大戦の時代のフランス。パリのアメリカ図書館で司書として働く20歳のオディールと、
1980年代のアメリカ、モンタナ州。12歳の少女リリーの「気になる隣人」として描かれる老婦人オディール。
ふたつの時代が交互に綴られます。


本に憧れ図書館に憧れて司書になったオディールでしたが、やがてフランスにもナチス・ドイツが侵攻し物資が不足、ユダヤ人迫害はじめ外国人への締めつけなど、厳しい時代が訪れます。
そんな中、アメリカ図書館の館長はじめ司書たちは図書館を守るために奮闘し、ユダヤ人の利用者にも何とか本を届けたいと危険を冒します。


家族のことや友人、恋人とのロマンス、若いオディールが年相応にいきいきと描かれて彼女を応援したくなります。



一方、1980年代の少女リリーは思春期真っ只中、少女なりの悩みと欲求不満を抱えながら、気になっていた一人暮らしの隣人オディールにかかわりフランス語を教えてもらうようになります。
オディールとのふれあいを重ねて困難を乗り越え成長していきますが、


不可解なのは、なぜ、オディールはアメリカで一人で暮らしているのか、ということ……



第2次世界大戦が、ナチス・ドイツが関わる時代の物語、オディールが戦後に下した決断には胸が痛みましたが、
ラストはいくらかホッとします。



ちなみに、オディールは架空の人物ですが、アメリカ図書館の活動についてはほぼ史実だそうです。
入館を許されなくなったユダヤ人利用者たちに危険を冒して本を届け、
あとがきによると、
もしかしたら、かくまうことも、したかもしれないそうです。



本が好き、図書館が好きな方には一度手にとっていただきたい本です。おすすめ!


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