母はいま
こんばんは、うみです。
読んだ本のことも、ぼちぼち。
「にぎやかな落日」朝倉かすみ
舞台は北海道、「おもちさん」は一人暮らしのおばあちゃん。
健康面の心配事と、認知症のあらわれとで、娘さんやお嫁さん達に心配されながら見守られ…、
認知症って、こんなふうに感じるんだなあとか、
そうそう、こんなふうに意固地になっちゃうんだよなあ…とか、
気付かされたり共感したりして読みました。
結局、私の母は、お風呂で事故に遭い緊急搬送されたあと、病院で寝たきりになってしまいました。
昨年の春に、施設入所を父と弟にキャンセルされていなかったら、お風呂で事故にも遭わなくてすんだし、こんなことにもなっていないだろうに。
…と思う気持ちはずっと消えませんし、
しばらくの間は父と弟とも距離を置きましたが、
今はふつうに接しています。
今の母への病院の待遇が気に入らないと、父は文句ばかり私に言いますが、
だったら何故、施設をキャンセルしたの。
自分たちで出した結果じゃないの。
……って思いますが、本人達にはその言葉を言えていません。
もし、少しでもそう思う気持ちが2人にあるなら、あえて言って傷つけることもないだろう…と思い、とても言えない。
…でも、もしかしたらそんな気持ちは二人にはこれっぽちもないかもしれない。
人が何考えてるかなんて、本当にわからないです………

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